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更新日:2023/04/10

結婚指輪(マリッジリング)のデザインと選び方・ポイント

結婚指輪のデザインとデザインの選び方

結婚が決まってから二人で選ぶものの一つが、「結婚指輪」。
愛を誓い合った証として新郎新婦で交換する、結婚式にも欠かせないアイテムですよね。

これからずっと着けていくものだから、納得したものを選びたい!
でもいざ選ぶとなると、種類が多くてどうやって選んだらいいのか迷ってしまう・・・
そんな花嫁さんも多いはず。

もう迷わない、結婚指輪の種類と選び方、お伝えします!

選び方のポイント

結婚指輪選びはほとんどの人が初めての経験。
そのため、何に着目して選べばいいのか、知りたいところですよね。

・男女共通の選び方のポイント
男性・女性それぞれに選び方のポイントがありますが、
まずは男女共通で注目したい点をご紹介します。

①デザイン
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、
実は結婚指輪を選んだ人の90%以上が、結婚指輪を購入する際の重視点として
「デザイン」を挙げています。

結婚指輪のデザインは、何の装飾もないシンプルなものから、小さなダイヤモンドが数個あしらわれたもの、
メレダイヤモンドがちりばめられた華やかなものなど、実にさまざまです。
また、結婚指輪は常につけ続ける人が多いので、指輪のデザインはふとした時にいつでも目に入ってきます。
まずは自分自身が気に入ったデザインであることが、とても重要です。
手の形や指の長さ、ファッション、ライフスタイルなど、あらゆる角度から検討し、自分に合ったデザインを選びましょう。

②価格
現実的に、外せないポイントである「価格」。
こちらも先ほどの調査によると、デザインの次に重視したポイントとして挙がっています。
どんなに気に入ったデザインでも、あまりにも高額だと躊躇してしまいますよね。
ちなみに、結婚指輪の平均購入金額はペアで24.8万円。
一般的には、ダイヤモンドなどをあしらったデザインが多い女性の指輪の方が、男性の指輪に比べて若干高額になることが多いですが、
全く同じデザインなら、金属を多く使用する男性用の指輪の方が高くなります。
もしあらかじめ予算が決まっているのなら、選ぶ際にショップにきちんと伝え、その範囲内で提案してもらうようにすると、安心して指輪選びができます。

③素材
デザインや価格のほか、素材も重要なポイント。
素材の違いは色の違いにもつながるので、デザインと共に気になる部分です。

④アフターサービス
これから長く指輪をつけていくとなると、当然指のサイズが変わったり、指輪自体が損傷するなど指輪の修理が必要になることも出てくるでしょう。
その時に、修理が可能なのか、有償なのか無償なのか、
購入時に確認しておくと安心です。

・女性の選び方のポイント
結婚指輪を選んでいると、「君の好きなのにしていいよ」などと、男性に言われることもあるかもしれません。
しかし、結婚指輪選びは女性にとっても初めてで、わからない事だらけですよね。
女性ならではの、大切なポイントをご紹介します。

①婚約指輪との重ね付け
意外と見落としがちな、「婚約指輪と結婚指輪を一緒に着けるか」という点。
婚約期間中にいつもつけていた婚約指輪も、結婚すると結婚指輪の方がどうしても出番が多くなってきます。
いつもつけている結婚指輪と重ね付けしにくいフォルムや、相性のよくないデザインだと、婚約指輪はどうしても眠ってしまいがちになります。
大切な婚約指輪、毎日とは言いませんが、やっぱり時々はつけたい!
そう思うのなら、ぜひ重ね付けができる結婚指輪を探してみてください。

②ダイヤモンド
男性でもダイヤモンド付きの結婚指輪を選ぶ人はいますが、多くはありません。
キラキラのダイヤモンド付きの結婚指輪は、やっぱり女性の特権。
ダイヤモンドは、小さくても手元を美しく華やかに見せてくれ、気持ちも上がりますよね。
このダイヤモンドの有無や、数によって、指輪の雰囲気は大きく変わってきます。
ご自身のお仕事や生活習慣などを考慮しながら選びましょう。

③金属アレルギー
普段ジュエリーを身につけない人ほど気づきにくく、注意が必要な「金属アレルギー」
一般的に結婚指輪によく使われるプラチナやゴールドも、
強度を出したり色の調整するために少量の別の金属が配合されていることがほとんどなので、配合金属にも注意。
これまでにファッションジュエリーなどで金属アレルギーを起こしたことがある人は、購入前に自分自身がどの金属にアレルギーがあるのかを調べておくと安心です。
また、女性は特に妊娠出産などで体質が変わることもあります。
金属アレルギーが心配な人は、アレルギーを起こしにくいとされている金属を使用している指輪を選ぶよう、購入前にショップにきちんと確認を。

・男性の選び方のポイント
人生で初めてつける指輪が結婚指輪。
男性の中にはこのような人も少なくないのでは。
アクセサリーに興味のない男性は、結婚指輪選びはつい女性に丸投げしがち。
しかし、自身もこれから一生つける指輪です。
ポイントをしっかり確認し、せっかくなので楽しんで指輪選びをしてください。

①強度
男性に特に重要視してほしいポイントが、強度。
体力系の職業の人や、趣味のスポーツでバットやラケットを握る機会が多い人、
それでなくても男性は普段から女性よりも重いものを持つ機会が多いですよね。
手や指に負担がかかれば、当然指輪にも変形や損傷などのリスクがでてきます。
しかし、これは日常生活を送る上である程度は仕方のない事でもあります。
ある程度厚みや太さがある指輪を選べば、その分耐久性が上がります。
素材によっても強度が違ってくるので、ショップで確認しましょう。

②つけ心地
普段指輪をつけなれていない人にこそ、こだわってほしいつけ心地。
せっかく選んだ指輪も、つけていることに違和感を感じ始めてしまうと、やがて外してしまうことになりかねません。
ずっとつけ続けられる、つけ心地の良い指輪を選べば、左手の薬指に指輪があることが自然に感じてきます。
また、仕事柄結婚指輪を日常的に着け外ししなければならない人には、
角が丸くつけ心地が良い指輪は、ストレスなく着け外ししやすいので、おすすめです。

どんなデザインが人気?

では実際に、結婚指輪を購入した先輩花嫁たちに人気があったのは、どんなデザインなのでしょうか?

ブライダルジュエリーのトレセンテのお客様アンケートによると、
・シンプルなもの 24%
・普段使いできるもの 22%
・メレダイヤモンド数石入り 19%
・ダイヤモンド一石入り 14%
と、キュートなもの(4%)ゴージャスなもの(3%)存在感があるもの(2%)を大きく引き離しました。
つまり、
・シンプルだけどダイヤモンドは入れたい
・目立つデザインよりなじむデザイン
が好まれることがわかりました。

一生つけるものだからこそ、普段の生活に溶け込むようなデザインの中に、自分らしさを出せる指輪を先輩たちは選んでいるようです。

グラフ

デザインの選び方

結婚指輪を選ぶには、まずは直接ショップに足を運んで、試着をするところから始まります。
ネットや雑誌の写真で見るのと、実際に指に通してみるのとでは、イメージは全く違います。

また、婚約指輪(エンゲージリング)との重ね付けをしたいと考えている方は、
自分の婚約指輪を持参し、実際に検討している結婚指輪と合わせてみることもとても大切です。

ショップによって、使っている素材や仕立て方法、つけ心地やアフターサービス(有償/無償)などが様々なので、気になったことは細かく確認しましょう。
これから一生つけることを考えて、じっくり選んでくださいね。

重ね付けはどう選ぶ?

婚約指輪と結婚指輪を重ね付けしたい!
そんなときはどのように結婚指輪を選べばよいのでしょうか?

①同じブランドで選ぶ
やはり婚約指輪と結婚指輪を同じブランドで選ぶことをおすすめします。
もちろん、ブランドが違うと綺麗に重ならないわけでは決してありません。
婚約指輪をサプライズで男性がひとりで選んでくれた場合など、違うブランドの組み合わせになることも多いでしょう。
ただ、デザインやサイズの感じ方、金属の光沢、ダイヤモンドの輝きなど、そのブランドならではのこだわりや個性があるので、
ブランドが異なると重ね付けしてもしっくりこないこともあります。
また、綺麗に重なっているように見えても、実は結婚指輪が婚約指輪のダイヤモンドに当たっていて、しばらくしたらダイヤモンドが欠けてしまった、などということも起こり得ます。
同じブランド内であれば、素材やサイズ感はもちろん、
つけ心地や爪の高さ、石のひっかかりにくさなども同じ基準で作られているので、とても安心です。

②実際につけてみる
当然ですが、重ね付けは実際に試すべきです。
デザインのイメージだけで決めてしまうと、「思ったより合わなかった」など、ミスマッチが起こりやすいです。
意外に隙間ができてしまったり、ボリューム感が違ったり、雰囲気が合わなかったり…。
せっかくなら、重ね付けの相乗効果でどちらの指輪も素敵に見えるほうが絶対に嬉しいですよね。
必ず一度は重ねてみて、つけ心地やデザインの組み合わせに違和感が無いかなど、しっかり検討し、納得のいくものを選ぶようにしましょう。

③セットリングを選ぶ
最近のブライダルリングの重ね付け需要の拡大に伴い、
重ね付け前提でデザインされた「セットリング」として取り扱うジュエリーショップも増えてきています。
セットリングであればすでにある程度の組み合わせが決まっているため、迷う心配も、合わなくて困る心配もありません。
自分では思いつかないような素敵な組み合わせデザインに出会えることもあるかもしれません。
ぜひ検討してみてください。

④素材や色、形、太さのバランスで選ぶ
基本的に、重ね付けをするときは
ストレートとストレートウェーブとウェーブV字とV字、といったように同じ形のものを重ねると綺麗に重なります。
ウェーブやV字は、ブランドやシリーズによって角度が違うので、
ぴったり隙間なく重ねたいのか、あえて少し隙間を空けて軽さを出したいのか、バランスと好みで選んでください。
また、同じ素材を選んだほうが、2本の指輪の接触による傷のつきやすさなどを考えるとオススメですが、
より重ね付け感を全面に出したいときは、プラチナとゴールドのように、色の違う素材を重ねるのもおしゃれです。
デザインによってはお互いの存在を引き立ててくれるでしょう。
また、一粒ダイヤとハーフエタニティリングの組み合わせのような、正反対の雰囲気をもつ指輪の重ね付けは、メリハリがつき、インパクトが出ます。
雰囲気の全く異なる指輪は、単体で使用する際にもバリエーションが豊かになります。
一見普通に見えがちなストレートライン同士でも、太さやボリューム感の異なる指輪を選ぶと、ファッショナブルで印象的な組み合わせになります。
いろいろ試してみてくださいね。

もし結婚指輪を選ぶ時点で既に婚約指輪が手元にある場合は、必ずショップに持参しましょう。
実際に自分の婚約指輪と合わせて選ぶことで、イメージも湧きやすく、万が一実際に重ねてみたら合わなかった、ということも防げます。

パートナーと意見が合わない場合

ブライダルリングのショップを訪れると、
ほとんどの結婚指輪がペアのデザインで作られていることに気付くでしょう。
しかし、好きな食べ物や音楽、ファッションなどが違うように、
パートナーと指輪の好みが違うということはよくあり、とても自然なことです。

やはりペアのデザインを選んだほうが良いのでしょうか?
結論から言うと、ペアで選ぶ必要はありません。
もちろん、ペアのデザインを選べば、より二人で一緒につけている一体感は出るでしょう。
しかし、必ずしも二人の好みが似ているわけではありませんし、
体形や手の大きさ、指の形が違えば似合う指輪も違います。
ペアの指輪を選ぶことにこだわって、どちらかが好みでなかったり、手に合わない指輪を選んでしまうと、やがて外してしまうことになるでしょう。
統一感を出すのは、デザインだけではありません。
例えば、デザインは違うけれど同じ色の素材で揃えたり、内側に双子ダイヤモンド®やお互いの誕生石などを忍ばせたり。
二人だけの刻印を入れるだけでも、正真正銘世界で一組だけの指輪になりますよね。
一生つけ続ける指輪だからこそ、妥協せずに自分がつけたいものを基準に、
その中で相手との繋がりが感じられるものを選びましょう。

結婚指輪のダイヤのタイプ別デザイン

結婚指輪は、婚約指輪に比べ、日常的に着用することを想定してデザインされていることが多いため、
シンプルなものから華やかなものまで、ライフスタイルに合わせた様々なデザインが用意されています。
ダイヤモンドの数や入り方で、見た目の印象も大きく変わってくるので、花嫁としてはこだわりたいポイントの一つですよね。

①ダイヤモンド無し
GB-AMBL
シンプル派の王道、ダイヤモンドの入っていない指輪。
ダイヤモンドの扱いが気になってしまう方や、仕事上華やかなデザインがNGな方におすすめ。
ダイヤモンドがない分、地金(プラチナなど)特有の深みのある美しさを楽しめます。
また、エッジの入ったものやミルグレインなど、地金にデザインや加工が施されているものを選べば、個性を出すこともできます。

②ダイヤモンド一石タイプ
FL-FM_FL0.05TW
シンプル派だけど、やっぱりダイヤモンド入りも捨てがたい・・・
そんな方は、ダイヤモンドが一石だけ入ったデザインを選んでみては。
一石といっても大きさはさまざま。指輪本体の幅や、お好みで選んでみてください。
「双子ダイヤモンド®」を選ぶなど、ただ一つの石に想いを込めるのもとても素敵ですよね!

③ダイヤモンド数石タイプ
FL-ASM/FL-ASL5
シンプルすぎるのも物足りないけど、華やかすぎるのも・・・と悩んている方には、
メレダイヤモンドが数石入ったデザインがおすすめ。
ダイヤモンドの華やかさも、プラチナやゴールドなど地金の重厚感も、両方楽しめます。
ダイヤモンドの入り方や大きさなど、デザインも豊富!

④エタニティタイプ
ET-SF15
「エタニティリング」は、同じサイズのダイヤモンドが敷き詰められたデザインのこと。
途切れることのないダイヤモンドを永遠の愛に見立てています。
ダイヤモンドが指輪を一周ぐるりと囲んでいるものを「フルエタニティ」、手の甲側半周のものを「ハーフエタニティ」と呼びます。
結婚指輪として日常的に着けることを考えると、扱いやすくサイズ直しも可能なハーフエタニティがおすすめです。
華やかさ、存在感を求める方にはピッタリです。

結婚指輪のリングタイプデザインの種類

指輪選びには、デザインだけでなく、指輪の「形」も大きなポイント。
上手に選べば、手元をより美しく見せることもできます。
いろいろな形があるように見えて、実は大きく3つに分けられます。
婚約指輪との重ね付けを考えている方は、2本の指輪の相性チェックも欠かせませんよね。

①ストレート
CP-M/CP-L3
「指輪」と言われて真っ先に思い浮かぶのはこのストレート(真っすぐ)タイプではないでしょうか。
最もシンプルで、年齢・性別を問わずに、シーンを選ばないため、普段指輪をつけない男性も選びやすいでしょう。
ストレートラインでも、ダイヤモンドや金属のエッジなどのデザインによって動きを出すこともできます。
ストレートラインの婚約指輪だけでなく、お手持ちのファッションリングなどとの重ね付けもしやすく、
コーディネートの幅も広がります。

②V字
UB-BL0.05TW.UB-BMTW
その名の通り、アルファベットのVの字のように、真ん中が少しへこんでいるデザイン。
着けたときに、指先から指輪までの距離が長くなるため、指を細く長く見せてくれる効果があります。
同じV字はもちろん、ストレートラインの婚約指輪との重ね付けも相性ばっちり。
Vの深さによって、見た目の印象がかなり変わるので、
V字リングが気になる方は試着をしながら自分にぴったりの角度を見つけてみてください。

③ウェーブ
FL-CMCL1
指輪のアームが波型になっているデザインで、「S字」とも呼ばれます。
ウェーブリングは、一般的には右上がりの曲線になっているものが多いです。
それは、左手薬指の両サイドにある水かきの高さに、美しく沿わせるため。
薬指になじんだなだらかな曲線は、指を細く長く見せてくれるだけでなく、やわらかく優しい印象を与えてくれます。
同じ角度のウェーブリングの婚約指輪を選べば、ぴったりと重ね付けができます。

④U字リング
2014-AM/2014-AL
ストレートとV字のちょうど間くらいの角度のU字リング。
ストレートのように真っすぐではないけれど、V字リングほどのエッジの強さもないので、さりげなく美指を叶えてくれるのが嬉しい。
そのさりげなさは、V字やウェーブが苦手な男性でも選びやすいデザインです。
指輪の中央がわずかにへこんでいるので、中央に大きなダイヤモンドがついた婚約指輪との重ね付けも問題なし。
ストレートもV字もしっくりこない!という花嫁さんは、ぜひ選択肢に入れてみては。

結婚指輪の素材

結婚指輪はどんなデザインにするかだけでなく、どの素材で作るか、ということもとても大切。
なぜなら、素材によって変質・変色のしやすさ・硬さなど、特徴があるからです。
また、色によって指輪自体のイメージも大きく変わってきます。
素材をしっかり知ったうえで、ご自身の好みや、ライフスタイル、体質などによって、しっかり選びたいですよね。

①プラチナ
ブライダルリングの定番、プラチナ。
酸やアルカリに強く、変色や変質を起こしにくい、とても扱いやすい金属です。
白く重厚感のある輝きが永遠に損なわれないプラチナは、金属自体の希少性も相まって、日本では婚約指輪や結婚指輪にふさわしい素材として好まれています。
プラチナは実はとてもやわらかい金属であるため、歪みを防止するために他の金属を配合して強度を出した「Pt950」もしくは「Pt900」の指輪が主流です。
そのため、プラチナ自体は金属アレルギーを起こしにくい素材ですが、配合された他の金属によってアレルギーを起こす方も稀にいます。
金属アレルギーが心配な方は、しっかりとショップに確認を。

②イエローゴールド
長い歴史の中でジュエリーとして最も親しまれてきたゴールド。
ゴールド自体もやわらかい金属なので、ブライダルリングに使用する際は基本的に他の金属を混ぜて強度を出しますが、配合する金属によって様々な色味を生み出すことができるのが魅力。
金色に輝くイエローゴールドは、明るく華やかな雰囲気を演出してくれます。
日本人の肌の色になじみが良く、ファッションジュエリーとしても多く使用される素材なので、普段使いのジュエリーと合わせて選ぶというのもおしゃれですよね。
ゴールド自体は変色などに強い素材ですが、純金度が高くなるほど柔らかくなります。
結婚指輪として選ぶのであれば、18金(K18)がおすすめです。

③ピンクゴールド
特に女性から人気が高い、ピンクゴールド。
イエローゴールドに比べて輝きが控えめで、肌なじみもよく落ち着いた印象に。
程よい存在感で、男女問わず選びやすい素材です。
ピンク色を出すためにゴールドに銅を配合しているため、強度は抜群。
その一方で加工がしにくく、ブランドによってはサイズ直しができない場合もあります。
また、銅が含まれているためプラチナに比べて変色がしやすいため、温泉などでは外すのが無難です。

④ホワイトゴールド
ゴールドに白色系の金属を配合したホワイトゴールド。
見た目はプラチナとほとんど変わりませんが、プラチナに比べて白く優しいホワイトゴールドの輝きを好む方もいらっしゃいます。
デメリットは、白色を保つために指輪表面にかけているメッキが、使用によってはがれてくることによって、変色したように見えることがあること。
また、プラチナほどの柔軟性がない金属なので、繊細な加工が必要なデザインには、あまり向きません。

テイスト別 結婚指輪の選び方

結婚指輪は見た目の雰囲気もとても大事。
小さなアイテムだけれども、普段の服装やアクセサリー、持ち物などと、できれば雰囲気を合わせて、「自分らしさ」もさりげなく出したいですよね。
ブライダルリングの専門店の中には、様々なテイストのリングを取りそろえているお店もあります。

①クール
クール派の方には、甘さを抑えたストレートやV字の指輪がおすすめ。
地金の加工も、曲線ではなく直線で施されたもの、丸みを帯びたものよりエッジのきいたものを選べば、よりシャープな印象になります。
ホーニングやヘアラインのようなつや消し加工の指輪も、クール派の男性に人気がありますよ。

②キュート
可愛いものが大好きな、キュート派の方には、優しい印象のウェーブやU字がおすすめ。
素材もピンクゴールドが人気です。
また、お花などのモチーフリングや、ハートシェイプのダイヤモンドなど、女の子が大好きなものを取り入れた結婚指輪もたくさんあります。
ピンクダイヤモンドなど、カラーストーンをアクセントに入れるのも、とっても可愛いです。

③シンプル
結婚指輪はずっと着けるものだから、飽きの来ないシンプルなデザインがいい、と考える方も多いでしょう。
ダイヤモンドの数が少ないほうが、輝きが抑えられ、基本的にはシンプルなイメージになります。
同じシンプルでも細身を選べば華奢な雰囲気、幅広を選べば存在感が出るなど、指輪の幅でイメージも変わります。
結婚指輪はシンプルであればあるほど、仕立ての丁寧さが際立ちます。
シンプルな分、素材やつけ心地にこだわる、という方もいらっしゃいます。
お店でぜひしっかりとチェックしてみてくださいね。

④ゴージャス
キラキラ華やか、ゴージャス派の方には、ダイヤモンドがたくさんついているデザインがおすすめです。
特にエタニティタイプは、見える部分が全部ダイヤモンドなので、
きっとご自身で指を眺めるたびにテンションが上がりますよね。
最近では、エタニティタイプでも同じ大きさのダイヤモンドを並べるだけではなく、大きめのダイヤモンドをメインに置くようなデザインも人気があります。

つけ心地は?

内甲丸

デザインのほかに、指輪を選ぶときに重要視していただきたいもの、
それが「つけ心地」です。
指輪のつけ心地というのは、ぴんとこない方が多いと思いますが、
実はこれから毎日着けていく結婚指輪だからこそ、こだわってほしいポイントです。
なぜなら、つけ心地が良くない指輪=違和感を感じる指輪は、毎日着けていたくないですよね。
せっかくこだわって選んだ指輪なのに、それでは悲しいですよね。
では、「つけ心地」の良い指輪とは、どんなものなのでしょうか?

指輪の断面は半月型になっているものがあり、それは指と指輪の内側が平らに接するようになっています。
一方、指輪の内側を丸く仕上げた「内甲丸(うちこうまる)」という加工もあり、半月型の断面の指輪と比較してつけ心地が良いと言われています。
指に接する面積が少ないため、指輪をつけている感覚が小さく、指輪をつけることに慣れていない男性にも好まれています。
その他にも、内側が丸いことによって、指がむくんでも指輪が食い込みにくかったり、
指輪のつけ外しも角が当たらないためスムーズに行えるなど、メリットがたくさん。
ただし、「内甲丸」仕上げの指輪であっても、内側を丸くするために角を削って薄くしている場合があります。
耐久性が弱くなるので、要注意。
トレセンテの内甲丸は角を削るのではなく、地金をプラスして丸さを出しています。
つけ心地が良いだけでなく、耐久性も上がり、一生安心してつけていただけます。

せっかく一生モノの指輪を選ぶなら、ぜひ「つけ心地」にもこだわってみてください。

お手入れの仕方は?

結婚指輪は日常的につけることを想定して作られているとはいえ、定期的なお手入れはマスト。
どんなに気を付けていても、汗や化粧品、ハンドクリームなどが付着しやすく、放っておくと金属やダイヤモンドがなんだかくすんでいた・・・なんてことも。

そんな時は、メガネ拭きのような乾いたやわらかい布や専用のジュエリークロスなどで、優しくから拭きをするだけで、ほとんどの汚れは取れて、輝きがよみがえります。
それでも汚れが気になる時は、水洗いを。
コップ一杯の水に台所用中性洗剤を数滴たらしたものに指輪を数分浸けて、
柔らかいブラシで軽く磨けば、油分もしっかり落ちて本来の輝きを取り戻します。
最後に綺麗な水ですすいで、しっかりと水分を拭き取ることの忘れずに。
※指輪が傷んでしまうので、中性洗剤以外は使用しないようにしてください!
金属を研磨するようなお手入れ用品や超音波洗浄機などは、指輪についている宝石によっては傷をつけたり割れてしまったりする場合があるので、
ショップで専門知識を持ったプロに任せて。

汚れのほかにも、指輪についた傷が気になったり、なんとなく違和感があるときは、
指輪を購入したショップに相談してみてください。
きちんとしたブランドだと、生涯保証がついているので、
プロの目で指輪をしっかりチェックしてくれて、メンテナンスの提案をしてくれるでしょう。
もちろん、トレセンテの指輪にも、しっかりと生涯保証がついています。

アフターサービスについて

結婚が決まり、結婚指輪を選んでいると、
楽しくて嬉しくて幸せで、ついつい見落としてしまいがちなアフターサービスのこと。
実は結婚指輪を選ぶ上で、とても大切なポイントです。

・アフターサービスの重要性
アフターサービスには、どのようなものがあるかご存じでしょうか?
アフターサービスには、アフターケアとアフターサービスの2種類があります。
アフターケアは、「サイズ直し」「歪み直し」「ダイヤモンドの留め直し」「クリーニング」「磨きなおし」などメンテナンスの部分。
ショップ店頭でできる軽いものから、数日預けて職人さんに対応してもらうものまで様々です。
アフターケアがあるということは、将来指輪にケアが必要になるリスクがあるということです。
結婚指輪は、一日中つけたまま日常生活を送り、基本的には生涯身につける人が多いでしょう。
何年も毎日つけていれば、汚れや傷、破損、ダイヤモンド落ちなどが起こることは仕方のない事です。
また、年齢を重ねれれば、指の太さも変化し、そのままつけ続けることができなくなることもあります。
サイズが合わなかったり、歪んだり、破損した指輪をつけ続けることは、とても危険なことでもあります。
二人で選んだ大切な指輪を、生涯安全につけ続けてもらうために、リングショップはそれぞれ独自のアフターケアを設けています。
有償か無償か、期限があるのか生涯保証なのかなど、内容はブランドによって様々。
指輪を選ぶ際には、自分たちの納得のいくアフターケアもしっかりしてくれて、生涯付き合っていけるブランドかどうかをしっかりと検討することをおすすめします。

また、アフターサービスは、メンテナンスとは別にブランドが設けているサービスのこと。
同じブランドでアニバーサリージュエリーなどが安く購入できたり、節目ごとにメールや手紙などが届いたり、イベントに招待されたり、
こちらもブランドによって様々。
アフターケアと違って必須ではないかもしれませんが、ブランドのお客様に対する姿勢が見える部分でもあります。

・トレセンテのアフターサービスについて
最後に、トレセンテのアフターサービスをご紹介します。
トレセンテでは、トレセンテでご購入いただいたお客様向けに「Amici Trecenti(アミーチトレセンテ)」という生涯保証のアフターサービスを提供しています。
ご購入後、いつまでも安心して指輪を着け続けることができます。

①サイズ直し・歪み直し
サイズ直しや歪み直しは無料で承ります。
(変更号数や、歪みの度合いによっては、有料となることもあります)
指輪の耐久性を考慮し、3回までを推奨しています。
1か月程度お預かりが必要です。

②リフレッシュ仕上げ
リフレッシュ仕上げ(磨きなおし)も無料で承ります。
こちらも指輪の耐久性を考えると生涯5回までが限度ですが、
挙式前や結婚〇周年などの節目の年に、指輪を新品同様に輝かせることができます。
(深い傷は残ることがあります。)
こちらも1か月程度お預かりします。

③石落ち・紛失保証
指輪についていたダイヤモンドが外れてしまった場合、紛失してしまった場合も、無料で留め直します。
お客様過失による石落ちは有料。石欠けの場合は1年間の保証となります。

④ベビースプーンプレゼント
「Amici Trecenti」会員様にお子様が誕生された際は、トレセンテからお祝いの気持ちを込めて、
「お名前・生年月日・出生体重」が刻印された、シルバーのベビースプーンをプレゼントしています。
「銀のスプーンをくわえて生まれてきた子どもは幸せになる」という西洋の言い伝えにちなんだもので、会員様にとても喜んでいただいているサービスです。

⑤バースデープレゼント
「Amici Trecenti」の女性会員様に、毎年ささやかなバースデープレゼントをご用意。
何がもらえるかは、その年のお楽しみ。
プレゼントは店頭での引換えなので、店頭スタッフに年に一度、ご自分の指輪の状態をチェックしてもらえます。

⑥アニバーサリージュエリーご優待
トレセンテのアニバーサリージュエリーを、会員限定価格でお求めいただけます。

※記載のアフターサービスは、2020年8月現在のものです。

まとめ

二人の愛の証でもある結婚指輪。

選ぶポイントはたくさんあるけれど、一番大事なのは「自分が納得して選んだかどうか」です。
わからない事や不安なことは、納得できるまでジュエリーショップのスタッフに確認するようにしましょう。

たくさんのこだわりを持って、結婚指輪を決めた日のことを、
指輪を見るたびに思い出していつでも幸せな気持ちになれるように、
たった一組の運命の指輪に出会ってください。

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