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更新日:2023/04/10

婚約指輪(エンゲージリング)の選び方のポイントや相場から買い方までを丁寧に解説!

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結婚を誓い合った証しとして、男性から女性へ贈られる婚約指輪(エンゲージリング)。
輝くダイヤモンドが付いた婚約指輪は、女性の憧れですよね。

一生に一度の大切な婚約指輪だから、納得したものを選びたい!
でもいざ選ぶとなると、初めての事だらけで、どうやって選んだらいいのか迷ってしまう・・・そんな花嫁さんも多いはず。

デザイン・素材・つけ心地など、選ぶポイントは実はたくさん。
今回は婚約指輪のデザインと、選び方のポイントをお伝えします!

婚約指輪(エンゲージリング)とは

【婚約指輪(エンゲージリング)とは?】
そもそも、婚約指輪とはどのような指輪なのでしょうか。
婚約指輪は、愛する女性との結婚を決意した男性が、約束の証として相手に贈る指輪です。
現在の日本では、センターにダイヤモンドをあしらった指輪が、婚約指輪として多く選ばれていますが、ダイヤモンドの指輪でなければならないわけではありません。
パールや相手の誕生石など、二人にとって思い入れのある石をあしらった指輪を贈る人もいます。
女性が婚約指輪を受け取るということは、男性からの結婚の申し込みを承諾したことを意味します。

【婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)との違い】
結婚に関する指輪は、大きく二種類。
婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)です。
二つとも、結婚が決まったら購入を検討する指輪ですが、
違いは何なのでしょうか?

先述の通り、婚約指輪とは男性が女性にプロポーズするときや、結婚を承諾してもらった女性に、愛の証として贈る指輪のこと。
相手の女性を一生幸せにするという、男性の誓いや強い覚悟が込められた、とても尊いものです。
ドラマや映画などで、男性が女性に向かって、「結婚してください」とパカっと開けた箱の中に入っているダイヤモンド指輪、と聞くとイメージがつく人が多いかと思います。
一方、結婚指輪は結婚式でこれから夫婦になる二人が交換し合う指輪のこと。
結婚の約束の証として、夫婦の証明として、それぞれが身に着けるものです。
婚約指輪も結婚指輪も、左手の薬指につけるのが一般的です。

デザインの特徴にも、大きな違いがあります。
婚約指輪は、ダイヤモンドなどのきらびやかな宝石をあしらった、女性向けの華やかなデザインが多く見られます。
最近では婚約指輪を日常生活でも着ける人が増えてはきていますが、
一般的には婚約期間を過ぎると、特別な日にのみ結婚指輪に重ねる方がまだまだ多いのではないでしょうか。
一方、結婚指輪は男女ともにつけるケースが多く、つけたまま日常生活を送ることを想定して作られています。
シンプルで邪魔にならなず、年齢を重ねても飽きの来ないようなデザインが好まれ、選ばれやすい傾向にあります。

婚約指輪と結婚指輪は意味合いが違うものですが、女性は両方の指輪を重ね着けすることもあるので、
実際に購入するとなると、一緒に検討する人も多いようです。

【婚約指輪の歴史】
婚約指輪の起源は実は古く、古代ローマまでさかのぼると言われています。
婚約指輪という概念ができるずっと前から、人々は「指輪」という小さな金属の輪っかに、重要な意味を持たせてきたと言われています。

現存する最古の指輪は、古代エジプトの墳墓から見つかったもので、
「永遠」や「復活」、「不滅」のシンボルとして、地位や階級など権力の強さを表すものでした。
一周切れ目のない輪の形は「永遠」を意味し、巡る四季や絶えず満ち欠けする月など、繰り返す自然・輪廻転生の観念を表すと信じられてきたのです。
永遠に幸せでありたいという人々の願いを、円を模したものに託し、肌に身につけられるように作られたものが指輪の始まりと言われています。
そのことは、当時使われていた象形文字で、「円」が「結婚」を表していたことからもうかがえます。
丸い指輪の形に、象形文字の「円」を重ね合わせ、意味を持たせていたそうです。

古代ローマにおいて指輪は、同様の理由で「約束の証」とされてきました。
約束を履行すると誓うためのツールとして、鉄の輪を使用していたと言われており、
それを結婚の約束の証として贈ったものが、婚約指輪の始まりと言われています。
ただし、当時はロマンチックな意味合いはほとんどなく、
女性の社会的地位が低かった古代ローマにおいては、どちらかというと女性を特定の男性の所有物とするという点で贈っていたと言われており、
基本的には女性のみが身に着けるものでした。
そのため、円であれば必ずしも指輪である必要はなく、腕輪や首輪の場合もあったそうです。
現在のような恋人同士の証として指輪が用いられるようになったのは、2世紀頃と言われており、その頃は金の指輪がよく用いられました。

世界で最初の婚約指輪として史実にのこされているのは、中世ヨーロッパで女性に贈られた婚約指輪です。
激動の15世紀ヨーロッパを生きた女性、マリー・ド・ブルゴーニュ。
ブルゴーニュ公国最後の君主であるマリーが、世界で初めてダイヤモンドの婚約指輪を贈られた女性と言われています。
ハプスブルク家の王子マクシミリアンが婚約の証としてマリーに贈った、人類史初のダイヤモンドの婚約指輪は、
マリーのMとマクシミリアンのM、そして聖母マリアのM、3つのMをデザインしたエンゲージリングだったそうです。
その指輪は現存していないとのことですが、きっと素敵な指輪だったのでしょうね。

日本においては、婚約指輪の歴史はまだ浅く、結納品の一つとして、1960年代頃から贈られるようになりました。
当時はダイヤモンドではなく、パールや誕生石で作られた指輪を贈る人が多かったようです。
1970年頃になり、ダイヤモンドで知られる宝石会社が流したキャンペーンCMがきっかけで、現在の婚約指輪のイメージが確立されました。
ちなみに一度は聞いたことのあるあの有名な「給与の3か月分」というフレーズが、そのCMで使われたキャッチコピーです。

婚約指輪(エンゲージリング)の価格・相場(アンケートなど)

婚約指輪の価格は、センターストーン(指輪のメインとなる宝石)の大きさや質によって大きく幅があります。
お手頃なものでは10万円前後からありますが、ダイヤモンドのグレードにこだわると、価格の上限はありません。

では、世の中のカップルたちは、婚約指輪にどのくらいの金額をかけているのでしょうか?
「給与の3か月分」というフレーズを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
3か月分!なんて驚かれる人もいるかもしれませんが、これは先ほども述べた通り、
戦後の日本に婚約指輪の慣習を広めるために、ダイヤモンド会社が行ったキャンペーンによるものです。
インパクトのあるキャッチフレーズなので現代にも残っていますが、実際の状況とは大きく異なっているようです。

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」によると、 現在の婚約指輪の平均購入金額は35万5000円 。
25〜30歳男性の平均給与は38万3400円、30〜34歳男性で45万700円(国税庁の「民間給与実態統計調査」(平成27年度))なので、
給与の約1か月分が平均相場のようです。

婚約指輪の価値は、金額で決まるものではありません。
高ければ必ず相手が喜んでくれるわけでもありません。
大切なのは、愛する人のために贈りたいという気持ちです。
金額にこだわらず、自分ができる範囲で精いっぱい心を込めたものを選べば、きっと気持ちは伝わります。

婚約指輪(エンゲージリング)の選び方のポイント

婚約指輪選びは、ほとんどの人が初めての経験です。
そのため、何を基準にして選べばいいのか、知りたいところですよね。

①デザイン
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、
婚約指輪を選んだ人の75%以上が、婚約指輪を購入する際の重視点として
「デザイン」を挙げています。

結婚指輪といえば、真ん中に大きなダイヤモンドがついたデザインを想像する人が多いと思いますが、
実はセンターダイヤモンド以外に何も装飾のないシンプルなものから、サイドに小さなダイヤモンドが数個あしらわれたもの、
アームにメレダイヤモンドがちりばめられた華やかなものなど、デザインは実にさまざまなのです。
婚約指輪は結婚指輪と違い、日常生活でつけ続ける人はそれほど多くありません。
逆に、友人の結婚式やお出かけ・お食事の時など特別なシーンで身につける特別な指輪だからこそ、
デザインにこだわって選ぶことができるアイテムでもあります。
婚約指輪の固定的なイメージにとらわれず、まずは自分自身が気に入ったデザインであることがとても重要です。

ブランドによって個性はありますが、一般的にはほぼ以下の四種類です。
ショーケースを見ると無数にあって迷ってしまうので、
まずはデザインのタイプから、自分の指やライフスタイルに合ったものを選ぶようにするとよいでしょう。

<一石タイプ>
チポーラ
中央にダイヤモンドが一石、凛とした光を放つ、婚約指輪の王道デザイン。
フランス語で「単独」という意味から「ソリテール」、「ソリティア」とも呼ばれ、ダイヤモンドを最も引き立ててくれます。
シンプルでいつまでも飽きのこない佇まいは、いつの時代にも婚約指輪のデザインで不動の人気を誇ります。

<多石タイプ>
2014-B
ソリテールのダイヤモンドの両サイドにメレダイヤモンドを添え、華やかさや可愛らしさがプラスされたデザイン。
一口に「メレダイヤモンド」といっても、サイドにいくつかのメレダイヤをちりばめたものや、センターストーンの周囲を囲むようにして配置されたものなど、
大きさや配置方法にはたくさんの種類があります。
バリエーションの多さからオリジナリティを出すこともでき、ショップでも扱っている種類が最も多いデザインではないでしょうか。
アームの角度によって、メレダイヤモンドの輝き方も異なってくるので、着けるたびに表情の違いが楽しめるのも嬉しいですね。
メレダイヤモンドをアーム全体に隙間なく、石畳のようにびっしりと敷き詰めたデザインを「パヴェ」と分類することもあります。

<エタニティ>
ET-SF15
近年、婚約指輪の新定番として人気を集めているのが「エタニティリング」。
「エタニティ」とは、英語で「永遠」という意味で、
エタニティリングは指輪のアームにダイヤモンドをぐるりと並べたデザインの指輪のこと。
永遠に続く愛を象徴する指輪です。
エタニティリングには2種類のデザインがあり、ひとつはダイヤモンドが指輪全周に敷き詰められている「フルエタニティ」、
そしてもうひとつは、アーム部分の半周のみにダイヤモンドが敷き詰められた「ハーフエタニティ」です。
どちらも正面から見ると、ダイヤモンドが敷き詰められているように見えますが、
サイズ直しなどのメンテナンスが比較的しやすいことがハーフエタニティの利点です。
ソリティアやサイドメレタイプの婚約指輪はどちらかというとフォーマルなイメージですが、エタニティリングは華やかながらフラットなイメージが、より日常使いに向いています。
現代では一昔前と比べ、結婚後も外で働く女性が増えていることもあり、ひっかかりにくさや、どのような服装にも合わせやすいという利点から、
エタニティリングのニーズも高まってきています。

<その他の石>
婚約指輪はダイヤモンドのイメージが強いですが、ダイヤモンドでなければならないわけではありません。
パールや、その他の宝石などをの婚約指輪に用いることもあります。
欧米で古くから伝わる習慣で、花嫁が身につけると幸せになれ四つの物と言われている「サムシングフォー(something four)」。
このうちの一つ、「なにか古いもの (something old)」として、母親や祖母から受け継がれた宝石を婚約指輪として贈るなど、
ダイヤモンドにこだわらずに思い入れのある石をあしらった婚約指輪をつけるのも素敵ですよね。

②価格
現実的だけど重要なポイントである「価格」。
こちらも先ほどの「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、デザインの次に重視したポイントとして約40%の人が挙げています。
結婚指輪の平均購入金額はペアで24.8万円となっており、
ブランドやデザインによって多少の差はあれど、そこまで大きな開きはありません。
しかし、婚約指輪の価格は、センターダイヤモンドのグレードによって、上限がありません。
そのため、自信のダイヤモンドへのこだわりと、予算との間で折り合いをつけて選ばなければなりません。

③ダイヤモンド
婚約指輪に欠かせないダイヤモンド。
とくにセンターの一番大きなダイヤモンドは、デザインにも価格にも大きく影響してくるので、選び方が重要です。

ダイヤモンドは、「4C(よんシー)」というダイヤモンド独自の国際的な基準によって価値のつけ方が統一されています。
ダイヤモンドの重量を表す「カラット(Carat)」
色合いを示す「カラー(Color)」、透明度を示す「クラリティ(Clarity)」、そして研磨技術のクオリティを示す「カット(Cut)」の4つから成り立っており、
それぞれの頭文字がすべてアルファベットのCから始まることから、「4C」と呼ばれています。
これらのグレード(等級)の段階はそれぞれのカテゴリーで異なり、「カラー」は23段階「クラリティ」は11段階「カット」は5段階となっています。
当然ですが、どのグレードも高くなればなるほど希少価値が上がります。
大きさ・重さだけではなく、この4Cの総合的な評価でダイヤモンドの価格は決定されます。
ただし、グレードの高いダイヤモンドは希少価値こそありますが、最高グレードでなければ品質が悪いというわけではありません。
ダイヤモンドは、数十億年という悠久の時を経て、自然が作りあげた鉱物です。
その過程で生じたわずかな内包物や色味は、天然のものであるという何よりの証であり、ダイヤモンドの立派な個性です。
ダイヤモンドを選ぶ際は大きさだけではなく、他の4C要素を含む全体の品質バランスが大切です。
ショップに行って自分の目で実物を見て、予算とも相談しながら、
「これ!」という運命のダイヤモンドを見つけてください。

婚約指輪選びには、どんな素材を選ぶかも、とても大切。
素材が持つ色によって指輪自体の見た目のイメージも大きく変わってくるだけでなく、
変質・変色のしやすさ・硬さなど、それぞれ特徴があるからです。
素材をしっかり知ったうえで、ご自身の好みや、ライフスタイル、体質などによって、しっかり選びたいですよね。

①プラチナ
FLORA-A
ブライダルリングの定番、プラチナ。
酸やアルカリに強く、変色や変質を起こしにくく、日常生活を送るにあたり、とても扱いやすい金属です。
白く重厚感のある輝きが永遠に損なわれないプラチナは、金属自体の希少性も相まって、日本では婚約指輪や結婚指輪にふさわしい素材として好まれています。
ダイヤモンドのキラキラとした輝きとも、とても相性が良く、
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、約88%のカップルが婚約指輪の素材としてプラチナを選んでいます。
しかし、プラチナだけで指輪が作られることはあまりありません。
プラチナは実はとてもやわらかい金属であるため、歪みを防止するために他の金属を配合して強度を出した「Pt950」もしくは「Pt900」の指輪が主流です。
プラチナ自体は金属アレルギーを起こしにくい素材ですが、配合された他の金属によってアレルギーを起こす人も稀にいます。
金属アレルギーが心配な方は、購入前にしっかりとショップに確認を。

②イエローゴールド
TRI-A(YG)
ファッションジュエリーとしても馴染みのあるゴールド。
人類の長い歴史の中でも、長く愛され、親しまれてきた素材です。
金色に輝くイエローゴールドは、ダイヤモンドと合わさると、より明るく華やかな雰囲気を演出してくれ、とてもゴージャスな印象になります。
ゴールド自体も比較的やわらかい金属なので、ブライダルリングに使用する際は基本的に他の金属を混ぜて強度を出しますが、
配合する金属の種類や量によって様々な色味を生み出すことができるのが魅力です。
そのため、同じイエローゴールドと呼ばれるものでも、ブランドによって微妙に色合いが違うということもよくあります。
日本人の肌の色になじみが良く、ファッションジュエリーとしても多く使用される素材なので、普段使いのジュエリーと合わせて選ぶというのもおしゃれですよね。
ゴールド自体は変色などに強い素材ですが、純金度が高くなるほど柔らかくなります。
ブライダルリングとして選ぶのであれば、18金(K18)がおすすめです。

③ピンクゴールド
HEART-RC(K18PG)
特に女性から人気が高い、ピンクゴールド。
ローズゴールドという名称で呼んでいるブランドもあります。
イエローゴールドに比べて輝きが控えめで、肌なじみもよく、落ち着いた印象に。
ゴージャス感を抑えたい人や、ファッションジュエリーのようにファッショナブルに婚約指輪を着けたい人にオススメです。
ピンク色を出すためにゴールドに銅を配合しているため、強度は抜群。
その一方で加工がしにくく、ブランドによってはサイズ直しができない場合もあります。
また、銅が含まれているためプラチナに比べて変色がしやすいため、汗をかく場面や温泉などでは外すのが無難です。

④ホワイトゴールド
ゴールドに白色系の金属を配合したホワイトゴールド。
見た目はプラチナとほとんど変わりませんが、プラチナに比べて白く優しいホワイトゴールドの輝きを好む人もいます。
デメリットは、白色を保つために指輪表面にかけているメッキが、使用によってはがれることによって、変色したように見えることがあることです。
また、プラチナほどの柔軟性がない金属なので、繊細な加工が必要なデザインには、あまり向きません。

⑤サイズ
サイズは、基本的にはショップで測ってもらったサイズで問題ありません。
何店舗か見て回る人は、ブランドごとに指輪のサイズを確認すると良いでしょう。
指輪のサイズの規格は国内であればほぼどこのブランドでも共通ですが、
指輪の仕立て方やデザイン・太さなどによって、指への当たり方、サイズの感じ方も変わってきます。

購入する婚約指輪が決まったら、最後にきちんと正しいサイズを測ってもらいましょう。

意外と見落としてしまいがちな注意点は、「婚約指輪と結婚指輪の重ね付けをするかどうか」という点。
個人差はありますが、2本とも指の付け根サイズで選んでしまうと、重ね付けした場合に上にくる婚約指輪が少しきつく感じられる場合があります。
しかしそれぞれを単体で使うときは、少し緩かったり、外れやすかったりしてしまうことも。
重ね付けの頻度などを考えて、ショップでしっかりサイズを確認してもらいましょう。

婚約期間中にいつもつけていた婚約指輪も、結婚して結婚指輪を購入すると、どうしても出番が減ってきてしまいます。
いつもつけている結婚指輪と重ね付けしにくいフォルムや、相性のよくないデザインだと、婚約指輪はどうしても眠ってしまいがちになります。
大切な婚約指輪、毎日とは言いませんが、やっぱり時々はつけたい!
そう思うのなら、これから選ぶ結婚指輪と重ね付けをする前提で探してみてください。

婚約指輪(エンゲージリング)の購入方法

【購入はパートナーと一緒に?】
婚約指輪は、プロポーズの定番アイテム、というイメージがありますよね。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、実際に9割以上の男性が、婚約記念品として女性に婚約指輪を贈っているという調査結果もあります。
しかし、 「プロポーズの際に夫が婚約指輪を贈ってくれた」と答えた人は5割。
プロポーズの際に婚約指輪を用意する男性としない男性は、ほぼ半々。
「彼女の指のサイズが分からない」、「彼女の好みが分からない」、「高額なものなので彼女の好みの指輪を買ってあげたい」、などが
プロポーズするときに男性が婚約指輪を用意しなかった理由として挙げられています。
プロポーズの時に婚約指輪を用意している男性は意外に少ないのです。

同じく、「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、婚約指輪の決定者(購入者)の約4割が男性、約6割が女性もしくは二人で、と回答しています。
半分以上のカップルが、婚約指輪を選ぶ際に、女性の意見や好みを反映しているということになります。
婚約指輪は男性にとっても、とても高額で勇気のいる買い物。
実際にはプロポーズが成功した後で、相手の好きなデザインを一緒に選ぶケースが多いようです。
男性の不安も解消され、女性も気に入った指輪を選べるので安心です。
彼女が自分で婚約指輪を選びたいタイプかどうか、何気ない日々のなかでリサーチしておくと良いかもしれませんね。

それでもプロポーズの時に指輪を用意して相手にサプライズしたい!という男性には、以下の方法がおすすめ。

①ショップのスタッフにしっかり相談
ブライダルリングショップのスタッフは、これまで何組ものカップルに最高の指輪を選んできた、指輪選びのプロフェッショナルです。
実は男性一人での来店やサプライズリングの相談も多く、
これまでの経験から、相手の好みや、雰囲気、予算などに合わせて、きっと最適な指輪を提案してくれるはずです。
ただし、ショップスタッフでも指のサイズまではわかりません。
後日のサイズ直しなどが可能かどうか、購入前にしっかり確認しておきましょう。

②ダイヤモンドでプロポーズ
指輪選びに自信がないしサイズがわからない、でも映画のように指輪の箱をパカッと差し出したい!
そんな男性の願いをかなえるのが、ダイヤモンドルース(裸石)でのサプライズプロポーズ。
男性がショップでダイヤモンドを選び、それをプロポーズの時に彼女にプレゼント。
後日、ショップで彼女が選んだデザインに、そのダイヤモンドをセッティングします。
男性にも女性にも嬉しい選び方ですし、きちんと「二人で選んだ」感も出ます。
ブライダルリングショップでは、専用の箱やプロポーズ用の仮のリングを用意しているところもありますので、チェックしてみてください。

【婚約指輪購入のタイミングは?】
婚約指輪を購入することは必須ではありませんが、
それでも購入することに決めたのであれば、いつ購入すればいいのか、気になるポイントですよね。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、婚約指輪の検討開始時期について、
婚約指輪を購入した人の4割弱が「挙式の13か月前」と回答しています。
次いで、「挙式の12か月前」が2割弱です。
検討期間は1か月以内が約3割、1~2か月以内が同じく約3割となっています。
半分以上の人が、挙式の1年以上前から、だいたい1か月ほどかけて検討し、購入していることになります。
プロポーズから挙式まで1年というのは、一見長いように感じますが、
両家の顔合わせ、結婚式の準備、結婚指輪探し、新居探し、引っ越し、新婚旅行の検討・・・と
実はやることがたくさんあって、驚くほどあっという間です。

プロポーズの前、または後のどちらに購入すればいいのかは、
自身のプロポーズの計画や、相手の好み・性格などによっても変わってきます。
相手に喜んでもらえる渡し方やタイミングを考え、準備しましょう。

【プロポーズ前に購入】
相手にプロポーズをするその瞬間に、一緒に婚約指輪を贈りたのであれば、
当然ながらその前に購入しておく必要があります。
「結婚してください」というプロポーズの言葉と同時に、婚約指輪を渡されるというシチュエーションは、まるで映画のようにロマンチックで女性の憧れでもあります。
そんなプロポーズを夢見ている女性には、プロポーズ前に婚約指輪を用意しておきましょう。
相手に驚きと感動を与えることができるのではないでしょうか。

【プロポーズ後に購入】
相手が婚約指輪に強いこだわりがある場合や、自分のセンスに自信がない場合は、
プロポーズが成功した後に二人で一緒にリングショップへ行き、相手の好きなデザインを選んでもらうのがおすすめ。
この場合は、相手の指のサイズがわからない、などという心配もありません。
また、二人で一緒にショップに行くことにより、結婚指輪も同時に検討できるので、
セットリングで気に入ったものを選べたり、同時購入の特典を受けられたりする場合もあります。

【婚約指輪はどこで購入するのがいい?】
①ブライダルリング専門店
ブライダルジュエリーを専門に扱うブランドは、豊富な種類とメンテナンスが充実しているという特徴があります。
また、ブライダルに特化しているため、スタッフも指輪だけでなくブライダル全般の知識が豊富なことが多く、初めての指輪選びでもいろいろなことを教えてくれます。
プロポーズのためのレストランや結婚式場などと提携しているブランドもあり、トータルで頼りになります。
アフターメンテナンスもしっかり対応しているブランドが多いのもポイント。
将来引っ越す可能性がある人は、全国展開しているブランドだと、より安心ですね。

②ジュエラー
ブライダルリングだけでなく、ハイジュエリーからファッションジュエリーまで幅広く扱うジュエラーでも、購入可能です。
ブライダルリング専門店に比べると種類は少ないかもしれませんが、ブランド力ゆえの安心感があります。
ずっと憧れていたブランドでブライダルリングを選ぶのも、素敵ですよね。

③セレクトショップ
いくつかのブランドを一度に見ることができるセレクトショップ。
無数にあるブランドの中から厳選されたブランド・商品が並ぶので、
効率よく良いものを選びたい人や、なるべくたくさんのブランドを見比べたい人にはぴったり。
セレクトショップで購入しても、そのブランドのアフターサービスを同様に受けることができるか、確認しておくといいかもしれません。

【予約してから来店すべき?】
予約来店にはメリットがいっぱい。
予定を組めるのであれば、ぜひ予約してから来店しましょう。

①スムーズに接客してもらえる
平日の夜や週末は、ショップも混み合います。
予約制をとっているショップは、どうしても予約客が優先になります。
予約をしていないと、せっかく来店したのに、スタッフが全員接客中だったり、長い時間待たなければならない、ということもあります。
来店予約をすればスムーズに案内してもらえ、じっくりと指輪の試着ができます。

②特典を受けられる
ブランドによっては、予約をしてから来店することによって、少し割引してもらえたり、プレゼントをもらえるなど、様々な特典を受けられることがあります。
同じ指輪を購入するのであれば、お得な思いをしたいですよね。

【一括で買わないといけない?】
婚約指輪は高額なお買い物です。
一括で購入しなければならないということはありません。
特に、結婚には指輪だけでなく他にもたくさんお金がかかります。
まとまったお金が出ていくこともあるので、分割払いやショッピングローンなどが使えるのであれば、計画的利用しても良いでしょう。
分割の手数料がかかることがあるので、カード会社に確認しておきましょう。

婚約指輪を欲しがる女性心理

何かと不景気な時代で、結婚指輪も高くて購入するのが大変だと理解しているだけに、結婚出来るだけで十分嬉しいと考えている女性は多いですが、
その一方で、やはり婚約指輪・結婚指輪をほしいという感情を抱いてしまうようです。

その大きな理由としては、結婚したという実感を婚約指輪や結婚指輪を通じて感じ、その証として残したいという女性特有の心理と、好きな人と結婚がきまった幸せを、周りにアピールしたいというかわいい女性心理が大きな理由としてあげられます。

所詮、見栄の問題と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、女性がお姫様気分を味わえる数すくないチャンスでもあるわけですから、
男性としては、結婚のイベントの一つとして、彼女の望みどおりに婚約指輪や結婚指輪を贈ってあげたいものですね。

どの基準で婚約指輪を選べばいいの?

出来る限り、彼女の好みに合わせて婚約指輪を贈りたいというのが男性心理だと思いますが、だからといってかなり無理して豪華な指輪を購入するわけにもいかず、いろんな意味で頭が痛い問題ですよね。

では、実際のところ、どのような基準で婚約指輪を選べばいいのでしょうか?

その基準を幾つかご紹介します。

『彼女が納得できるものを購入する』
近年、芸能人のブランドモデルを初め、さまざまなブランドモデルが登場し、婚約指輪もカラフルなデザインがたくさん登場しているだけに、何かと目移りしてしまうと思います。

ただ、はやりに惑わされて購入しても、彼女がしっくりきていなければ、2人にとって価値の高い婚約指輪とは言えません。

出来ることなら、彼女と二人で、婚約指輪を探したいものですが、プロポーズにサプライズで渡したいなど、事情もあると思いますので、基本的に彼女の好みをしっかりリサーチし、その上で彼女が納得できるものを選ぶようにしましょう。

『ライフスタイルに適したものを選ぶ』
いくら流行があるとはいえ、それだけで婚約指輪を選んでしまったら、結婚後いつの間にか外されて何処かへ行ってしまうなんてことも起こってしまうかもしれません。

婚約指輪選びで大切なのは、結婚される彼女がおばあさんになってもその指輪を大切に身につけて居続けてくれるものを選ぶことであり、そこには流行はあまり関係ありません。

流行を追いかけたあまり、あなたが無理して苦労を背負い込んでしまい、彼女に申し訳ないという気持ちを抱かせてしまったら、それだけでも指輪を外されてしまう可能性は高まります。

頑張ることと無理をすることは全く意味合いが異なりますし、あまり背伸びをしすぎず、2人が納得しいつまでも身につけられるようなライフスタイルにあった婚約指輪を選びましょう。

婚約指輪や結婚指輪は、一生に一度だけの特別な愛の証です。

流行などに惑わされず、彼女にとって最高の指輪を選んであげてくださいね。

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