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更新日:2020/05/22

結婚指輪(マリッジリング)つける指は?左右の手で違いはあるの?

結婚指輪(マリッジリング)つける指は?左右の手で違いはあるの?

結婚指輪(マリッジリング)や婚約指輪(エンゲージリング)。
なんとなく、左手の薬指につけるもの、というイメージをほとんどの方が持っていると思いますが、
その理由意味を知っていますか?
左手薬指以外の指につけてもいいのでしょうか?

今回は、そんな疑問を解決すべく、ブライダルリングをつける指についてご紹介します。

結婚指輪(マリッジリング)を一般的に左手薬指につける理由

一般的に結婚指輪は、左手の薬指にするものであると広く認識されています。
実際に男性でも女性でも、左手の薬指に指輪をつけている人は、既婚者であると判断されることがほとんどでしょう。

そもそも、なぜ「左手の薬指」なのでしょうか?

その理由には諸説ありますが、古代ギリシャが起源となっている説が良く知られています。
ギリシャ神話からの由来で、古代ギリシャでは人間の感情は心臓が司っていると考えられていました。
その心臓に繋がる太い血管が通っていると信じられてきた左手の薬指は、「神聖な場所」として尊ばれてきました。
結婚の誓いをより強いものにするという意味で、心臓=ハートにつながる左手の薬指に指輪をつける習慣が生まれ、現在に至ると言われています。
現在でも英語で薬指のことを「リングフィンガー(ring finger)」と呼ぶことからもわかりますね。

また、それとはまったく違う、とても合理的な説もあります。
現在、世界の人口の90%が右利きであると言われており、
日常生活の中では利き手である右手に指輪をつけることで、指輪本体にも傷や歪みなどの損傷を与えやすくなります。
また、指輪を邪魔に感じてはずす機会が増えると、紛失のリスクも上がります。
左手の薬指は、もしかしたら日常生活で最も邪魔になりにくい場所と言えるのかもしれませんね。

このように、古代からの考え方と現実的な理由によって、左手薬指に指輪をつける習慣が今日でも続いていると考えられます。

ちなみに、世界に目を向けてみると、必ずしも左手薬指というわけではなく、様々な習慣があるようです。
例えば北欧や中欧では、婚約指輪を右手の薬指につけることの方が多いそうです。
ヨーロッパでは75%以上の人がキリスト教徒。
そのキリスト教では、右手の薬指は「正義の象徴」とされています。
そのため、結婚の決意を表す指輪を、右手の薬指につける人が多いのです。
また、インドや東南アジアの一部では、なんと足の指につける地域もあるといいます。
それは、日常的に靴を履く習慣がない地域では、結婚指輪に限らず、普段から足の指に指輪をつけるそうです。

このように、結婚指輪をつける場所は、習慣やライフスタイル、信条などによっても様々。
もちろん、日本においても必ずしもどの指につけなければならない、という決まりもありません。
ご自身の生活習慣や好みで、好きな指につけても何も問題ありません。

ただ、最近ではブライダルリングのデザインもたくさんあり、その中には左手薬指につけることを前提に形作られているものが多いのも事実。
他の指につけたい方は、その指に合ったリングをよく試着することをお勧めします。

それぞれの指が持つ意味

指輪をつける指にも、それぞれ意味があると言われています。
左手薬指以外の指が持つ意味をご紹介します。

・親指
親指にはめる指輪は、「サムリング (thumb ring)」と呼ばれます。
親指は指の中でも一番短いので、指輪をつけるのに不向きでは?と思う人もいるかもしれませんが、
古代ローマ時代から 「親指に指輪をつけると、どんな願い事も叶う」という言い伝えがあります。
古代の戦いで弓を引くときに、兵士が親指を保護するために指輪をつけたことが始まりと言われています。

・人差し指
ファッションで、指輪をつける人も多い人差し指。
人差し指に着ける指輪は「インデックスリング」と呼ばれています。
「インデックス(index)」には「指標」「指針」という意味があり、
「何かを指し示すために使う指」として、人差し指のことを「インデックスフィンガー(Index finger)」といいます。
理想への道筋を示し、幸運へと導いてくれる指と信じられています。

・中指
中指につけるリングの事を 「ミドルフィンガーリング (middle finger ring)」といいます。
その名の通り、真ん中の指という意味です。
中指は、「直感」「ひらめき」を象徴する指と言われています。
ヨーロッパでは「分別」という意味もある中指のつける指輪は、将来に対する思いや生き方について道を切り開いてくれるという効果があります。
風水では「魔除けの指」という意味もあるそうです。

・小指
小指につける指輪「ピンキーリング(Pinkie ring)」は聞いたことのある方が多いのではないでしょうか。
小指は、チャンスを呼び込む指と言われていることもあり、
お守り代わりにピンキーリングをつける女性も少なくありません。
特に恋愛への効果が高いとも言われます。
また、邪魔になりにくいので、指輪をつけ慣れない人でもチャレンジしやすいでしょう。

大前提として、指輪をつける指に、マナーや決まりはありません。
それでも、古代から言い伝えられている意味や言い伝えを感じながら指輪をつける事もまた、楽しい日常になるのではないでしょうか。

・結婚指輪(マリッジリング)を指にはめる際に気をつけること(結婚式の指輪交換は左手薬指)

ここまで、結婚指輪をつける指について、
基本的に決まりはないので、どの指につけてもかまわない、とお話してきましたが、
左手の薬指でなければならない時もあります。
それは、挙式での指輪交換です。
普段は左手の薬指以外につける人も、挙式のときだけはセレモニーとして、左手の薬指につけることになります。
どうしても他の指での指輪交換がしたい人は、あらかじめプランナーに相談しておくことをお勧めします。
指によって意外とサイズが違うので、挙式当日になって困らないようにしておきましょう。

ちなみに、挙式では婚約指輪は右手の薬指につけ、指輪交換ののちに婚約指輪を左手の薬指にうつす、ということが正式とされています。
結婚指輪を、「永遠の愛の証」である婚約指輪で外側からロックするため、といわれています。

まとめ

ご紹介したとおり、結婚指輪をつける指については、正解はなく、決められた指にはめる必要もありません。
極端に言えば、サイズさえ合えば、日によって違う指につけたって良いのです。
中には、チェーンを通しネックレスにするなどして、指以外で身につける人もいます。
「結婚指輪は左手の薬指」という固定観念や風習に左右されることなく、ご自身がつけたい方法で身につけるのが一番です。
一番大切なのは、指輪をつける二人が幸せであることです。

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